【マイクラ】ブロックの上に立つだけでリスポーンポイントを設定する方法(JAVA版)| ハウツーコマンド

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アスレチックワールドなどで、ゲームをクリアした地点でリスポーンポイントを設定することで、死んでしまったときに初期地点に戻ることなくゲームを続けることが出来ます。

どのようにリスポーンポイントを設定させるかについてはさまざまなやり方がありますが、今回紹介する方法は非常に簡単に導入することが出来るので、ぜひ利用してみてください。

 導入時の動作イメージ




このように、ある特定のブロックの上に立つだけで、上に立ったプレーヤーのリスポーンポイントを逐一更新して設定しています。

この使用例では、鉄ブロックの上に立ったときに、その鉄ブロックがある場所にリスポーンポイントを設定するようにしています。


導入方法

Step 1

まずは、コマンドの記述方法から見ていきましょう。どういった理由でこのような構文になっているか理解出来なくても、下記に記載した構文の【すみつき括弧】の部分を変えるだけで簡単にカスタマイズできますよ。 

コマンド構文
execute positioned as 【ターゲットセクター】 if block ~ ~-1 ~ 【スポーンポイントに設定するブロックID】 run spawnpoint 【ターゲットセクター】 ~ ~ ~
記述例
・鉄ブロックを「スポーンポイント設定ブロック」として指定しする場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:iron_block run spawnpoint @p ~ ~ ~
 
・金ブロックを「スポーンポイント設定ブロック」として指定する場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:gold_block run spawnpoint @p ~ ~ ~
 
・ダイヤモンドブロックを「スポーンポイント設定ブロック」として指定する場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:diamond_block run spawnpoint @p ~ ~ ~
コマンド簡単生成

ターゲットセレクタ*必須

スポーンポイント設定ブロックID *必須




Step 2

次に、先ほど紹介したコマンドを「コマンドブロック」に入力する手順に移ります。

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まずは、コマンドブロックを入手してください。コマンドブロックは、「/giveコマンド」でのみ入手することができます。

/give @p command_block


入手する事ができたら、コマンドブロックのコマンド記述欄に先ほど紹介したコマンドを書くか、コピー&ペーストしてください。なお、マウスの右ボタンをクリックしてコピーすることはできませんので、「ctrlボタン+Vボタン」でペーストしましょう。

コマンドブロックは、「リピート」「無条件」「常時実行」に設定してください。

豆知識(コマンドブロックの種類)

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オレンジ色は「インパルス:衝撃」です。
この設定では、レッドストーンが流れたときに、一度のみコマンドを発動します。

みどり色は「チェーン」です。
この設定では、接触しているコマンドブロックがレッドストーンないし条件が合致した場合に連鎖的にコマンドを発動させます。
なお、単体では利用することが出来ないので、「インパルスブロック」または「リピートブロック」と一緒に利用することになります。

むらさき色は、「リピート:反復」です。
この設定では、レッドストーンが流れている間は反復してコマンドを発動します。
なお、コマンドの設定で「常時実行」にしている場合は、レッドストーンの有無にかかわらず永遠にコマンドを反復して発動し続けます。


Step 3

これで、導入手順は完了です。それでは早速、動作確認をしてみてください。
動作しましたでしょうか。正しく動作しない場合は以下に記した注意点を確認してみてください。

上手く動作しない場合
  • コマンドの記述が間違いなくしっかりと入力されていますか。
  • コマンドブロックの設定は、「リピート」「無条件」「常時実行」になっていますか。
  • 指定した「スポーンポイント設定ブロック」は間違っていませんか。
  • マインクラフトのバージョンは 1.13 以上ですか。

 

類似した利用方法

ブロックの上に立つだけでチームを割り当てる


コマンド構文
execute positioned as 【ターゲットセクター】 if block ~ ~-1 ~ 【チーム設定ブロックID】 run team join 【チーム名】 【ターゲットセクター】
記述例
・赤色の羊毛ブロックを「チーム設定ブロック」として指定しする場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:red_wool run team join red_team @p
 
・青色の羊毛ブロックを「チーム設定ブロック」として指定する場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:blue_wool run team join blue_team @p
 
・黄色の羊毛ブロックを「チーム設定ブロック」として指定する場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:yellow_wool run team join yellow_team @p
コマンド簡単生成

ターゲットセレクタ*必須

チーム設定ブロックID *必須

チーム名 *必須




ブロックの上に立つだけで別の場所にテレポートさせる


コマンド構文
execute positioned as 【ターゲットセクター】 if block ~ ~-1 ~ 【テレポートブロックID】 run tp【ターゲットセクター】【テレポート先座標】
記述例
・鉄ブロックを「テレポートブロック」として指定し、座標「x:5 y:5 z:5」にテレポートさせる場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:iron_block run tp @p 5 5 5
 
・金ブロックを「テレポートブロック」として指定し、座標「x:50 y:10 z:45」にテレポートさせる場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:gold_block run tp @p 50 10 45
 
・ダイヤモンドブロックを「テレポートブロック」として指定し、座標「x:100 y:30 z:365」にテレポートさせる場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:diamond_block run @p 100 30 365
コマンド簡単生成

ターゲットセレクタ*必須

テレポートブロックID *必須

テレポート先の座標 *必須




ブロックの上に立つだけで武器を与える


コマンド構文
execute positioned as 【ターゲットセクター】 if block ~ ~-1 ~ 【アイテムを与えるブロックID】 run give【ターゲットセクター】【与えるアイテムID】
記述例
・鉄ブロックを「アイテムを与えるブロック」として指定し、木の剣を与える場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:iron_block run give @p minecraft:wooden_sword
 
・金ブロックを「アイテムを与えるブロック」として指定し、金のヘルメットを与える場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:gold_block run give @p minecraft:golden_helmet
 
・ダイヤモンドブロックを「アイテムを与えるブロック」として指定し、パンを与える場合
execute positioned as @p if block ~ ~-1 ~ minecraft:diamond_block run give @p minecraft:bread
コマンド簡単生成

ターゲットセレクタ*必須

アイテムを与えるブロックID *必須

与えるアイテムID *必須




最後に

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コマンドの内容を少し変えるだけで様々なシーンに利用することができました。

基本的な仕組みとしては、プレイヤーの下のブロックを認識して、設定した任意のブロックだった場合に、「run」でつないだコマンドを実行しているだけなんです。今回紹介した「類似した利用方法」以外にも様々な活用の仕方があります。ぜひ、試してみてください。